薬剤師になるためには

薬局やドラッグストアで白衣を着たスタッフを見たことはありませんか?彼らは薬剤師といって、薬の調剤や医薬品の供給を行い、私たちの健康をサポートしてくれるエキスパートなのです。
ちなみに、ドラッグストアでは薬剤師のほかに白衣を着たスタッフを見かけることがあります。
彼らは登録販売者といって、薬事法で薬を販売するために店舗に1人以上いなければならないと定められています。
薬剤師とは違うため、調剤はできませんし、第一類医薬品の販売はできません。


薬剤師の誕生は800年以上前と言われています。
起源は中世のヨーロッパにあり、当時の法令により、医師が薬局をもつことを禁止したことで、医師と薬剤師に分かれたと言われています。
なぜ禁止令が出たかというと、医師が患者を薬漬けにしたり、処方ミスを防ぐためで、この目的は現在でも世界共通で認知されています。
日本では明治ごろにドイツの医療制度を模倣し、薬剤師が誕生しました。


薬剤師という仕事は、日本ではみじかな存在です。
アメリカでも民間人に最も近い医療人と位置付けられていますが、社会的な地位や平均年収は日本と比べて非常に高く、就職希望者が多いといわれています。
では薬剤師にはどうしたらなれるのでしょうか?日本で薬剤師の資格を得るためには、まず6年制の薬学部に通い、卒業しなければなりません。
その後、年に1回行われる薬剤師国家試験に合格しなければなりません。


さらにその後、薬剤師名簿に登録申請します。
これが認められ厚生労働大臣から薬剤師の免許をもらってはじめて薬剤師となるのです。
日本における薬剤師はあまり権限がありません。
アメリカなどに比べると薬剤師に関しては後進国と言えます。
いまだ薬に関しての権限は医師に集中しているのです。